パソコンライフを快適にするデュアルPC活用術
あなたは2台のパソコンを同時に使っていますか?使いこなせていますか?
今となっては "スペックの低い" パソコン。家に余っていませんか?
そういった、余っているリソースを有効活用する案をご紹介します。
- 「場所をとるし、ちょっと・・・」
- 「2台あっても、結局使うのは1台だけだし・・・」
- 「電気代が気になる・・・」
そういったところを、突っ込んで見ていきましょう。
デュアルPC環境 構築編
- 「新しいパソコンを買ってしまって、古いパソコンはいらなくなってしまった」
- 「安くパソコンが売られているけれど、2台あっても仕方ない」*1
そんなあなたに、ちょっと待った!
古いパソコンとはいえ、負荷を分散させるという意味では、とても役に立ちます。
どの程度のスペックかにもよりますが、あらかじめ、次のように役割を決めてしまいます。
このように、1つの役割に絞ってしまえば、古いパソコンも意外とパワーを発揮してくれます。
こうすることで、音楽の再生中に重くて途切れたり、スカイプの重さに悩まされたりすることはなくなるでしょう。
置き場がない?それなら、置かなければいい
2台もパソコンを並べるとなると、問題点が出てきます。
- モニターが1台しかない
- モニターはあっても、2台も並べるスペースがない
- マウスやキーボードを2組も並べるスペースがない
これらの問題は、全て解決できます。
モニターの問題を解決
まず、モニターは1台しかなくても問題ありません。
あなたはVNCを使うことで、1台のパソコンとモニターさえあれば、
何台ものパソコンを扱うことが可能となるでしょう。
設定によっては、外出先から自宅のパソコンを操作することもできるようになります。
あるいは、次のようなモニターを検討してみるのもよいでしょう。*2
USB接続タイプの小さなモニターです。あまり場所をとりません。
今回のように、役割を限定して使う分には、申し分なく威力を発揮してくれることでしょう。
特にTwitterとは相性がよく、タイムラインを常に表示しておくだけでも悪くありません。
もしも、ノートパソコンが1台あれば、次のような選択肢もあります。
かなり大きなモニターですが、画面の位置を高めに調整すると、
このモニターの手前にノートパソコンを置いても、画面が被りません。
筆者は、このスタイルをずっと使っていますが、首を上下左右に振る必要がなく、
もっとも疲れないデュアルPC環境だと感じています。(画面も広いし。)
キーボードやマウスの問題を解決
マウスやキーボードは、1組あれば十分です。
Synergyというソフトを用いることで、1組のマウスとキーボードだけで、
全てのパソコンの操作が可能となります。
以下の解説サイトも参考になります。
もっとコンパクトに収納したい方は、こういった収納ツールもお勧めです。
ちょっとマニアックな方は、サーバにするのも大アリ!*3
情報系の学生さんや、お仕事としてLinux環境に縁のある方は、
いっそのことサーバにしてしまうこともできます。OSは無料です。
これらのサイトには、一通りのセキュリティ設定もあわせて、
OSのインストールから、各種サービスを導入するところまで、とても詳細に書かれています。
サーバがあれば、自分のメールアドレスはいくつでも持つことができます。
また、ホームページをお持ちの方であれば、ウェブスペースを借りる必要もなくなり、
縦横無尽な広告に悩まされることもなくなります。好きなホームページを設置できます。
より詳しく知りたい方は、書籍を読まれるのもよいでしょう。
中〜高スペックのパソコンなら、選択肢は無限大
スペックがよければ、上記で挙げた使い方を複合させることができます。
これで、デュアルPC環境は整いました。
最後に、電気代が気になる方は、次のことを試しましょう。
- CRTモニターから液晶モニターに換える
- モニターの電源は極力切っておく(児童で切れるようにしておく)
- 寝ている間は電源を切る
当たり前のように感じるかもしれませんが、こまめな節約が大事です。
また、CRTモニターは消費電力がとても大きいです。
その点、ノートPCの消費電力は少ないので、デュアルPC環境ではお財布にエコです。
どちらか一方のパソコンが起動しなくなったりしても、もう一方のパソコンで原因を調べることもできます。
「一家に一台」「一人に一台」という流れを経て、「一人に二台」という時代に入ろうとしているのかもしれません。