プログラミングコンテストチャレンジブックの最初から60ページ分を読んで思ったこと
研究室にアリ本*1がやってきたので、やってきた当日に借りて帰りました。
まだ60ページまでしか読んでませんが、面白すぎてたまらないので
面白いなーと思った点を箇条書きしてみたいと思います。
(散々既出だとは思いますが・・・!)
順序だてが素晴らしい
大きく躓くこともなく、かといって何も考えずに先に進むこともなく、
1節1節に濃厚なエキスが詰まっていて、それを順番に読み解くことで
今までのぼんやりとした理解が一気に晴れていく感じを覚えました。
純粋に分かりやすい
アルゴリズムって、なかなか人に説明するのが難しい部類のものだと思います。
教えようとして分かってもらえなかったり、教えてもらっても分からなかったり、というのは
米粒の数ぐらいたくさんありましたが、この本は違ってました。
ナップザック問題なんかも、限られたページ数でスッキリ明快に理解できました。
絵や図が豊富で理解の助けになる
1〜3ページに1つは図が入ってるというぐらいのペースで、図が入ってます。
それも、やたら闇雲に図を入れてあるのではなくて、「ここは図が欲しい!」と思う場所で、
まさにどんぴしゃりな感じで図が入っています。
さらにそれらの図は、1つ1つが分かりやすく書かれています。
軽いので持ち運びやすい
紙の材質的に軽いので、300ページ近くあってもかなり軽いです。
おかげで、持ち運びの苦になりません。
例題が超豊富
例題の数が半端なくあります。おかげで、そのたびに考えて、解放でチェックできます。
更にありがたいことに、間違った解放も載せてくれていることが多く、
自分の考えた解放がなぜ間違っているのか、というのも分かる仕組みになっています。
ページデザインやフォントも見やすい
これだけいろいろなことが満載されているにも関わらず、ごちゃごちゃしていない。
おかげで見やすく、スムーズに目が進みます。
読書会もあったような
id:chokudai さん辺りがこの本の読書会を開いていたような気がします。
参加したことがないのでどんな感じかは分かりませんが、
複数人で一緒に読みつつ、分からない点や気づいた点を出し合ったり、
例題を解きあったりする、なんてことをやると面白いかもしれません。
結論
- プログラミングコンテストに興味のある全ての人にお勧めできる。
- 自分用に1冊買いたい。
- 研究室にはもう1冊あったらいいと思う。
*1:プログラミングコンテストチャレンジブックのこと。表紙に蟻が描かれているのでアリ本と呼んでる。