ゲーム学会ネタ
http://www.gameamusementsociety.org/2010/Taikai.htmlにて発表することになった。
内容は、「オンラインゲームにおけるユーザや業者の不正行為取り締まり及び対策に関する教育システムとしてのTRPGの提案」みたいな雰囲気になる予定(まだ決まってない)。
なかなか頭の中ですっきりまとまってなかったのだけど、友人に助言をいただいてかなりスッキリしたので、いったん書き落とす。
TRPGとは
基本的にコンピュータを使わず、人間同士で役割をロールして遊ぶゲーム。
Dungeons and Dragonsぐらいなら聞いたことがある人も多いのでは。
詳しくはテーブルトークRPG - Wikipediaを参照されたし。
リプレイ集*1なんかを読んでも雰囲気が伝わると思う。
要点をまとめると、
今回の提案におけるGMとプレイヤーの位置づけ
GMは業者側となり、シナリオに沿って攻撃(不正行為等)をしかける。
プレイヤーは架空のオンラインゲーム運用・運営チーム(パーティ)となり、業者を倒す。保守側。
架空のオンラインゲームのプレイヤー数を、あるいは利益をヒットポイントとする。
なぜTRPGなのか
このシステムの欠点
欠点に対する措置
詳しくないGMでもある程度のプレイを可能にするための、スターターブック的なものを用意する
これもコンピュータゲームでは実装が面倒なところだが、TRPGでは簡単に実現できる。
というのも、最初からすべてのパラメータやら何やらを使う必要はなく、
最初は必要最低限の少ない要素を用いて学習することが可能。
オンライン環境でのプレイを考慮することで、手間を軽減する
オンラインであれば同じ企業内の他チームとの連携もとりやすいと考えられる。
また、個人で運用している場合でも、他の個人運用主とプレイすることが可能となる。
TRPGに関する書籍を読むことで、知識をつける
こればっかりはどうしようもないような気がする。
- 何か1つルールブック*2を読んでみる
- リプレイを読んでみる・見てみる
これだけでも十分だと思う。
- いろいろなルールブック
- リプレイサイト(メニューのTRPGリプレイから見られる。)
- TRPG BANK
- Replay Attackers!
- というかググればいくらでも出てくるんだな → TRPG リプレイ - Google 検索
セキュリティ系勉強会に参加することで、セキュリティに対するリテラシを養う
難しそう、と言わずに、とりあえず手ごろなものに参加してみることをお勧めする。
きっとセキュリティへの関心が高まるはず。
世の中にはこんなにも勉強会が溢れている → IT 勉強会カレンダー
詳しい仕様について
まだまだ練ってる最中。
ところで
ゲーム学会では発表者募集中っぽい雰囲気なので、ネタがある人はぜひどうぞ。
http://www.gameamusementsociety.org/2010/Taikai.html
*1:TRPGの実際のプレイをノベライズ等したもの。→リプレイ (TRPG) - Wikipedia