開発側とユーザ側の視点におけるバグや不具合の報告に関する問題点と考察


つい先日(というかさっき)、こんなことをTwitterでつぶやいたところ、興味深い反応をいただきました。
(つぶやいた内容は個人的主観や偏見が混じりまくってるので、上記のつぶやきは実際のところ嘘八百かもしれません。)
(この記事では、実際のところどうなのかという点と、どうすればよいのかというのが一番気になるところであって、反応をくださった方に何か悪意があるとか、そういうのではないので、そこのところよろしくお願いします。)


とりあえず一連のやり取りを時系列順で

考察

個人的にプログラムの世界には8年近く浸かり続けている事になるので、
「何をしたら(あるいは何もしてないのに)」「いつ」「どういう事が起こった」ということを
具体的に報告することが、詳しくない人にとっては難しいことである、という認識が
このやりとりをしている時点ではありませんでした。

Q&Aに見る類似例

このブログを見ている人の中には、

  • 「プログラムをダウンロードしたのですが動きません。どうしたらいいでしょうか。」

というような質問を見かけたことがある人もいるかもしれません。
このような質問に対しては、

  • エスパーじゃないんで、具体的にどう動かないのか言ってもらわないと答えようがありません。」

というようなレスが返ってくる事が多いです。
それもそのはず、原因というのはいくらでも考えられるからです。
これはプログラムのバグにも言えることで、ただ「動きません」だとか「暴走してます」だとか言われても、
もっと具体的な話をしてもらわないと、なかなか直すのが大変なんですね。
(もちろん、この少ない情報量でも原因を特定できる場合はありますが。)


しかし、詳しくない人はまずそういう「作り手」であったり、
あるいはQ&Aであれば「答え手」のそういった事情を知らないため、
具体的に報告をするという発想がないのかもしれません。
(というよりは、報告しないといけない、というのがまず分からない。)
あるいは、発想があっても、どう具体的に説明すればいいのか分からないのかもしれません。
この辺りは完全な憶測です。

"こんなツール" が何を指すのか?

分かりません。

実際のところ、どうなの?

あくまで今回のやり取りを終えての個人的な偏見交じりの憶測ですが、それぞれの立場はこんな感じなのかしら。
この辺、受け手によって千差万別だと思います。

使い手 作り手
希望 うごかねー!直せゴルァ! 何をどうしたらどういう風に動かないのか報告してくれだお!
現実 使えないツールだなイライラ・・・ こっちだと正常に動くんだお、なんでそっちだと動かないんだお・・・
心の中 報告してるのになんでさっさと直さないんだ! こんなバグ報告されても何の役にも立たないんだお!もっと具体的に報告しろだお!
狭間 (他のツールに乗り換えるか・・・)(このツールが一番慣れてるんだよな・・・) (使ってくれてるだけでも嬉しいお)(バグ報告してもらえるだけでも嬉しいんだお)

個人的まとめ

  • やっぱり、バグ報告するときはできるだけ具体的な情報をつけてくれるとすごく助かる
  • だからといって、あんまり丁寧に報告されてもなんだか申し訳ない
  • しかし、バグを出さないことなんていうのは不可能
  • 不具合報告の誘導をうまく確立することは、実は重要?
  • 一方通行の報告路では、具体的な部分を報告してくれるように誘導する必要あり?
  • 双方通行の報告路では、具体的な部分を言及する必要あり?
  • しかし、報告する側の負担になってしまう
  • 実は、結構難しい問題・・・?


まとまってなさすぎなので、この辺については頭の隅に置いておいて考えていきたい。