日本Androidの会四国支部第3回勉強会&四国GTUGキックオフイベントに参加してきました。

四国GTUGキックオフイベント (四国GTUG)に参加してきました。


本当は、最初から最後まで参加する予定だったんですが、
午前はインフルエンザの予防接種の予約があった事をすっかり忘れておりまして。
お昼ご飯休憩の後からの参加となりました。
午前の発表も凄く聞きたかっただけに、残念極まりないです。。
(録画等もされていないそうなので、大変悔しい!)



・はじめてのAndroid開発(今岡講師)
Androidの開発環境の整え方について、解説いただきました。
最新版は、どうも導入手順に関しての情報がまだ日本語訳されていないらしく、
英語の読める人にはあまり問題ないのですが、日本人が参加するにあたって、
敷居が少し高くなっているのかもしれません。
(読めない、じゃなくて、読もうとすれば読めると思うよ!)


こちらにQuick Startがあります。興味のある方は,是非。
Android SDK | Android Developers


スライドについてはアップロードされるそうですが、一応記憶を頼りに書いてみます。
ただし、開発環境はEclipseを対象としています。
  1.コンピュータを用意してね!
  2.ページの上部にある、スターターキットを環境に合わせてダウンロードしてね!
  3.インストールは単純で、アンパックして、パスを通してね!
  4.ここからADTをダウンロードして、Eclipseのバージョンに応じてインストールしてね!
  5.SDKにプラットフォームを追加してね!
  6.ドキュメントを手に入れてね!
  7.SDKのコンポーネンツを手に入れてね!
確かこんな感じだったと思うんです。微妙にうろ覚え。


それで、PC上では仮想環境でデバッグして、実機にデプロイして、実行という具合。
その辺はここで書くには大変すぎるので、スライドを待つべしです。
第2回目の資料であれば、この記事の最初に貼ってあるリンク先からも見られます。




Android端末で模型の車を動かしてみる(今岡講師)
実際の題名とは違いますが、ドロン君と呼ばれる2輪駆動型のロボットの紹介でした。
DTMF発声機能を用いてコントロールするらしいんですが、
残念ながら現物は見られず、実際にどんな感じなのかまでは分かりませんでした。
エコ仕様で、かまぼこ板が用いられていたり、ペットボトルのキャップがタイヤだったりと
なかなか面白い作りでした。


そして、今岡講師のドロン君に対する溺愛ぶりがたまらなく好印象でした。
すっごく興味が沸いちゃって、質疑応答では「どういうスキルが必要ですか??」と聞いてしまいました。
あまり大したスキルは必要ないとの事なので、是非Androidを入手したら作ってみたいものです。
・・・そういえば、どうしてドロン君っていう名前なのか聞くのを忘れていました(汗)




AndroidでモバイルAR(今村講師)
ARは何か、皆さんはご存知なんでしょうか。
恥ずかしながら自分は知りませんでした。
これは、Augmented Reality の略で、拡張現実と呼ばれるもののようです。
と言われても、おつむのよくない自分にはサッパリ分からず、
具体的な話に進む事で、やっと分かった次第です(汗)


実際には名前の通りで、現実世界に情報を付加することで、現実世界を拡張してる感じなんですね。
ぱっと思い浮かびそうなのが、道案内。
例えば、フェイスマウントディスプレイを装着しておくと、目的地へのルートが
3Dで浮かび上がるような。(矢印なり、ルートラインなり。)
完全にVirtualな世界(オフラインゲームなど)からVirtual Realityな世界(MMORPGなど)に移り、
数年後にはARな世界が広がっていくのだろうかと思うと、なんだかワクワクしてしまいます。


今回の発表では、今村さんの嫁(笑)が、Androidで覗くと、特定のパターンの上に出現するというものでした。
更にそれを踊らせるとなると、スペック的な問題で0.1fpsしかでないんだとか・・・(笑)
随分前から存在しているとはいえ、まだまだ普及していない技術なので、
是非面白いものを作ってみたいものです。


更に、GPGPUによる処理の高速化についてのお話もありました。
何日もかかる計算処理が、わずか2〜30分で終わるというのは驚異的すぎます。
(処理速度が何倍とかそんなレベルじゃねーぞ!)

基本的に、GPUは単純なデータを一度に大量に処理することに特化しているため、その特性と合わないプログラムは性能を期待できない。具体的には分岐処理などがCPUに比べかなり苦手であり、オフィススイートのようなアプリケーションに直接貢献することはあまり期待されていない。CPUをそのまま置き換える性質のものではないことを理解する必要がある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/GPGPU


とあるように、適宜活用していく必要があるようですね。
ライブラリの充実が期待されます。




・ACP・デバイスの紹介(今村講師)
10秒で終わったのですが、速読できないので分かりませんでした(笑)


後の懇親会の際に発表されましたが、
「学生には1人分の旅費ぐらいなら出るからじゃんじゃん参加してね☆ミ」
という印象を受けました。
是非、じゃんじゃん参加させて欲しいですね。学校のレポートとかがなければ。




・質疑応答
何故かみんな挙手しないので、最初に挙手して質問しました。
その後も、結局お二方しか質問されてませんでした。
(みんなそんなに疑問に思う事がないの??自分ってそんなにバカ?w)
自分が質問したのは、上で述べた事に加えて、
「AR技術に関しては、Android以外の機種では使えないんですか?」
という質問。
とても恥ずかしながら、後から知ったんですが、AndroidってOSであって機種とかじゃないんですね(滝汗)


質問の回答として、iPhoneでもAR技術を使う事はできるらしいですが、
その辺のライブラリが全くないので、全部自分で一からコーディングしないといけないらしい(笑)
やっぱりオープンソースの力は凄いや。。
正直、年内にiPhoneデビューしようと思ってましたが、凄く揺れています(笑)


別の方の質問では、
FeliCaの搭載ってどうなの?」的なのだったと思います、確か。。声がいまいち聞き取れなかったんです(汗)
回答としては、FeliCaをつけるのはいろいろと大変という事、だったはず。
自分の携帯にも何気なくついてるけど、意外と難しいのかな?
とにもかくにも、質問内容がいまいち聞き取れてないので、はっきり思い出せず。


もう一人の方の質問は、ごめんなさい!完全にど忘れした!
お二方とも自己紹介・お礼を最初に入れてたけど、勉強会の質疑応答って最初にそういうのを入れるものなのかな??自分は勉強会というものに参加したのが、今回が初めてなので、もしそうだとしたら、すっごく失礼しました。。(いきなり質問から入った。)




・四国GTUGキックオフ with 日本Androidの会
こちらは、講師陣と参加者との意見交換会と書かれていたので、凄く楽しみにしていたのですが、
実際は講師陣のお話を聞くだけだったので、「意見交換会・・・??」て感じでした。
とはいえ、参考になるお話もたくさん聞けました。


1つは、Google Document。
残念ながらその方の発表は午前だったようで、見れていないんですが、
「ブラウザがあれば、どこでもSSH接続ができるようなのと同じように、ブラウザがあれば、どこでもGoogle Documentでドキュメントを作れるっていうのは凄く便利だよね」的な感じだったかなと。
Google Documentはまだ使った事がないので、後で触ってみようと思ってます。


もう1つは、勉強会に参加したら、いろんな人と話そうぜ!っていう事。
とある方は、勉強会の講演と懇親会の力の入れ具合の比率は、4:6だ、と仰ってましたが、
自分は3:7ぐらいだったりします(笑)
講演は短い時間なので、その場で全て分かるのって難しいと思います。
あくまで、興味を持つきっかけになれば、十二分に講演の役割は果たせてるんじゃないかなとも思います。
その上で、懇親会などで親しくなっておいて、後から質問するというのも大ありだと思うし、
更にはその方面に精通するような事になれば、今度は逆に、今まで質問していた側が
情報を発信する側なったりね。結果としてギブアンドテイク。素敵。




・懇親会
学生はなんと、参加費1000円。(社会人の方は3000円。)
これに参加しない手はなさすぎる!!参加してない1年生はほんとにもったいない。
「自分にはよく分からないから・・・」じゃなくて、「分からないから聞きまくれる場」なのに。。。


で、当然ながらみんながみんな分かってるわけもないので、
「実は自分もよくは知らないんですよね!あはは(T▽T)」なんていう会話も交わせたり。
「よくは知らないけど、●●に使えそうですよね」とか、
「■■は面白い!うまい案が浮かびそう」って感じでいくらでも話せるし!


参加者の方の中に、JUST SYSTEMSさんの中の人もいらしてて、
ATOK使ってます!!もうIMEに戻れない!」(といいつつも、デスクトップはIMEのままだけど)
なんて話をしたりもしました。
他にはリバースエンジニアリングのお話もちょこっと。
高知の方から来られてる学生の方ともたくさんお話ししたり、
懇親会の前には、今村さんや今岡さんともお話しました。
やっぱりその世界に住んでいる方々は濃い!とっても濃い!(笑)




そんな感じで、結構短い時間ながらも凄く楽しかった勉強会は終わりました。
(学生抜きで2次会もされていたみたいですが(笑))
今度は自分が開く番なので、気合い入れて準備しておかないと・・・。


というわけで、プチ宣伝。
X-Lab 勉強会 を,岡山で開催します。11月21日に。
自分はオンラインゲームのセキュリティに関するお話をさせてもらう予定ですが、
もしかすると何か実演する or ハンズオン形式を取り入れるかもしれません。
ただ、リバースエンジニアリング方面に関しては、専用の勉強会を設けようと思っているので、
あくまで導入部分や実情問題に関してのみ触れる予定です。
懇親会も予定しているので、是非是非!皆様のご参加をお待ちしております。